ふるふる哲学

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天国、地獄という概念は「比喩」なのかもしれない説

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仏教においては、「六道」または「五道」といい、
上は「天道」、下は「地獄道」がある。

また、ゾロアスター教およびアブラハムの宗教においては「最後の審判」という概念があり、
天国か地獄行きかを決定される。

それは、業によってであり、生前の行いによってである。

もしかしたらこれは「比喩」なのではないかと私はふと思う。

自己責任の有無問わず、我々は様々な因果の中で生きている。

その因果の積りに積もった結果の、
『最終的な死に方』において「天国」か「地獄」か、という比喩で表されたのではないかと思うのです。

天国というのは、安らかな死に方であり、
地獄というのは、苦痛を伴う死に方である。

これは、自己責任だけでない、様々な因果によって決定されることであり、
様々な因果が業であり、審判であり、
その結果として、天国な死に方か、地獄な死に方かが決定される。

その後、我々は死をもって世界と合一した後、再び新たな生命として生まれるのである。

「天国」「地獄」という概念は、「比喩」なのかもしれない。
そうふと思いました。

もしかしたら、宗教における描写そのものが「比喩」で構成されているのかもしれません。

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