ベルクソンの哲学を現代物理で考察してみた。
真空:イマージュ
いま目に映っている世界:純粋知覚、クオリア
粒子:目に映った対象の物質世界そのもの
過去の記憶:純粋記憶(ここではカルマと呼ぶ)
私という存在:持続
かつて、真空の世界は、粒子と反粒子が対生成や対消滅を起こす均衡の取れた空間であった。
だが、ある時、真空は自分自身の存在を創造したいと願った。
真空は、自分自身の存在を見た。
その瞬間、粒子と反粒子の均衡は破れ、粒子で構成された物質世界が生まれた。
これが宇宙のビッグバンである。
真空は、見るという行為を行ったことで、過去の記憶というカルマを生み、カルマは精神という思考を生んだ。
物質である粒子の質量と対を成すように精神が生まれた。
最初に生み出されたのは、宇宙精神である。
宇宙精神は、真空を見ることで、新たに物質世界の宇宙をどんどん生み出していった。
それと同時に、カルマもどんどん保存されていった。
この宇宙の連続的な生成は、時間を生み出した。
ある日、カルマが宇宙精神から分離した。
それが地球精神である、地球のカルマであった。
カルマはどんどん分離していき、そして私という存在を生み出した。
私という存在は、カルマの持続である。
私という精神の中には、宇宙誕生から今に至るカルマの全記憶が保存されており、
ゆえに、真空を見た瞬間、そのカルマに対応した物質世界が生み出される。
真空には、全ての可能性がその中に含まれている。
おそらくであるが、ダークエネルギーがカルマの正体であると思われる。
考察する上でヒントになったチャンネル
ブッダかずひさ https://www.youtube.com/channel/UCcqDxoJreSq-pfeag9rvFIw