スピリチュアリズム普及会
スピリチュアリズムから見た心霊現象の歴史(系譜)
http://sp-phenomena.in.coocan.jp/part2/p2chapter1/index.htm
~アニミズム・シャーマニズム~
太古の原始信仰 アニミズム・シャーマニズム
霊魂説に忠実な信仰
現在のチャネラーと呼ばれる人たちは、シャーマンと同類
アニミズム・シャーマニズムは、地球上で最も古く、広範に受け入れられてきた信仰
~原始宗教から古代宗教へ~
古代文明、古代宗教、自然神的多神教
古代宗教の組織化、シャーマンの排除、祭司・神官・神職の確立
霊媒行為から儀式という宗教行為へ
神権政治、地上の支配権力の優位性へ
人為的な儀式、人為的な神話
~宗教教理と巨大組織によるシャーマニズムの徹底排斥~
世界宗教の誕生
組織を持った教理宗教「表の宗教」勢力拡大
シャーマニズム「裏の宗教」ひっそりと生き続ける
神秘主義とは、教理宗教の中に入り込んだシャーマニズム、心霊信仰
~教理宗教下における“神秘主義”~
一神教の神秘主義:エクスタシー、神との合一体験
※スピリチュアル的に解釈するなら、霊的意識の表面化である
トランスパーソナル心理学では、変性意識と呼ぶ
※霊的成長・霊性の向上は、神との合一体験だけではなされない
ことに注意
古代インドの神秘主義、ウパニシャッド哲学、ブラフマン、アートマン、梵我一如
仏教の密教化、神秘主義、タントリズム
道教の神秘主義、道(タオ)との合一
※霊的成長・霊性の向上の観点から見ると、いくつかの難点あり
時として、儒教のほうが神の摂理に一致している場合もある
~神秘主義の復活~
古代秘儀の作法や神秘主義を奉じた秘密結社の発生
バラ十字団
独自の神秘主義思想の体系化を目指す動き
神智学、人智学
初期スピリチュアリズムの登場
近代神智学とスピリチュアリズムとの対立
・英国スピリチュアリズムがブラヴァッキーの唱える「輪廻再生説」を否定
・神智学がスピリチュアリズムの成立根拠である「霊媒現象」を否定
神秘主義の正当性を主張という点では、近代神智学とスピリチュアリズムでは共通
※近代神智学は、多数の神秘主義思想の寄せ集めにより構成されている点が、人工的思想に繋がった
近代神智学から決別する形で、人智学が登場
※サイキックレベルよりも上位の霊的意識レベルに至る道をシャットアウトしてしまった点が難点
ブラヴァッキーの「神智学」、シュタイナーの「人智学」はともに、古代以来の神秘思想の総合化を目指した
ニューエイジ・ムーブメントの登場
※寄せ集め神秘主義になってしまった点が難点
~“ニューサイエンス”の人類への貢献――ニューエイジの中での最大の功労者~
ニューサイエンス、トランスパーソナル心理学、ホリスティック医学の登場
冷静な科学的態度に基づいて真理を求めようとする動き
~まとめ~
アニミズム・シャーマニズムの復活
スピリチュアルは、高次元ネオ・シャーマニズム