宇宙の外にある世界が、プロティノスの言うところの「ヌース」の世界。
ヌースはイデアであり、宇宙の創造神でもある。
プラトンの言うところの「デミウルゴス」である。
その創造神は、プロティノスの言う「一者」、西田幾多郎の言う「絶対無」から生まれた。
その創造神が、宇宙を生み出した。
その宇宙が「宇宙霊魂」と呼ばれる「霊魂」である。
宇宙の中で地球が誕生した。
地球は「地球霊魂」と名付けることができるであろう「霊魂」である。
地球で我々生命が誕生した。
我々は「個別霊魂」である。
我々は、地球霊魂の一部であり、宇宙霊魂の一部である。
そして、創造神の一部でもある。
創造神⇒宇宙霊魂⇒地球霊魂⇒個別霊魂
になるに連れ、「個」が生まれる。
宇宙、そして我々は「個」の獲得のために生まれたと言って良い。
仏教で言うところの、涅槃に入るとは、一者と融合することである。
これはあくまでも私個人の全くの妄想である。