この世はあえて「唯物論」的世界に見えるように出来ているのではないか。
真理は決して知覚することができないように出来ているのではないだろうか。
そして、死後は永遠の「無」であると受け入れることができ、その上で悔いの無い人生を送ることができた者が「涅槃に入る」ことができるのかもしれない。
あらゆる事実を受け入れた上で、悔い無い人生を送れた者は、
たとえ死後が永遠の無であったとしても、後悔は無いだろうし、
死後の行先が神の世界だったとしたら、それはそれで結果オーライである。
おそらく、悟りの境地に至った者は、そもそも死後がどんな世界であろうと、その事実によって左右されることは無いのかもしれない。
ゆえに、「悔いの無い人生を送ること」が人生において最も大事なことである。
「悔いの無い人生を送ること」このことに目を向けるべきである。
そのための指針として、宗教や哲学を参考にするべきである。