ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

自己解釈2

投稿日:

一者はまず、「ヌース質料」と「質料」を流出させる。

質料は、物質世界を創る素材となり、ヌース質料はイデア界を創る素材となる。

一者から流出したヌース質料と物質的質料が、お互いに相互作用を起こすことで、
ヌース質料は一者を振り向き、形相を生み出し、「ヌース」となる。

このヌース質料が一者を振り向くことで形相を生み出すというプロセスが、仏教の唯識における「熏習」である。

ヌース質料は、唯識においては「種子」であり、ベルクソンにおいては「イマージュ」である。

そして生み出された「ヌース」が、唯識においては「阿頼耶識」であり、ベルクソンにおいては「純粋記憶」である。

このように、ヌースには「宇宙の全歴史」が記録されていく。
言うなれば、「アカシックレコード」みたいなものである。

この相互作用の繰り返しの中で、ヌースが進化していったものが「魂」であり、
魂は、唯識で言うところの「末那識」にあたるのであろう。
ベルクソンにおいては「純粋知覚」に近いところが魂にあたるのかもしれない。

これは私個人の全くの妄想であり、直接このことについて論じた本を読んだわけではない私が勝手に抱いた妄想である。
実際のところどうなのかは、このことについて論じた本でいつか確かめてみたい。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

可能性としてすでに未来は決定しているが、現実としてはまだ存在していないというタイプの決定論的世界である

~補足1~論理的に「世界」そのものを語ることはそもそも不可能である。無限後退… の先に何があるのだろうか… 語ることはできない。「一者」というのは、そもそも存在をも超越した存在であり、人が知覚すること …

no image

全ての真理は、パルメニデスの「一なるもの」や仏教の「空」に還元されるのではないか説

パルメニデスの「一なるもの」 仏教の「空」 これらの概念が、全ての基盤になっているのかもしれない。 ジョン・ホイーラーは、リチャード・ファインマンに電話で「単一電子宇宙仮説」を提案したそうです。物質も …

no image

スピリチュアルの観点で見た宇宙の歴史と、地球のアセンションについてざっくりとしたまとめ

・宇宙誕生 ・様々な宇宙種族に分かれる ・宇宙種族間の争い ・地球での実験:様々な宇宙種族を1つの星に共存させたらどうなるか ・実験の結論:共存は無理 ・地球はこれから良い星になっていく → 価値観を …

no image

TOLAND VLOG の動画から様々な情報

~『アミ小さな宇宙人』~ ・ある程度のレベルの文明に達した文明は、善意に欠けてると自分たちの中で争い自滅していっている(宇宙人が地球を侵略しない理由) ・悪い心があるうちは、結果は自滅しかない ・偶然 …

no image

現代の科学の時代において、宗教やスピリチュアルの精神を一般に伝える方法

現代においては、科学的な世界観が価値観として支配しており、ほとんどの人類の潜在意識の中に科学というものが根付いている。 このような時代において、宗教やスピリチュアルで説明されているような精神を、一般的 …