ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

孤独な全知全能と孤独じゃない無知無能

投稿日:

あの世の世界は、集合精神という「孤独な全知全能」

この世の世界は、自己と他者のいる「孤独じゃない無知無能」

(無能というのは、全知全能な神と比較した時の人間の能力の表現としてである)

もし、この世の一切は苦しみであると定義するとしたら、
あの世の世界も同等に苦しみであると言えると思われる。

なぜなら、
自己と他者という意識の分離は、苦しみの一側面を生むということは事実であるが、
意識の統合による集合精神、つまり「自分しかいない」という孤独もまた苦しみの一側面を生む。

創造神である集合精神は、孤独という苦しみを解消するために、「この世」を創ったのだろう。
そして、意識を分離させた代償として、全知全能という能力を失った。

もし、この世の一切を苦しみと定義するのであれば、あの世の一切も苦しみである。

この事実を受け入れた上で、改めて「幸せとは何か?」について考えていくべきなのだろう。
そして、その答えに真理は無いのかもしれない。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

自灯明・法灯明についての解釈、仏教とキリスト教について

自灯明・法灯明 「自らを灯明とし、自らをより処として、他のものをより処とせず、法を灯明とし、法をより処とせよ」 と説かれている。 だが、その真理の法というのは、自己意識の中心にあり、それは万人に共通で …

no image

もしイデア論が正しいとしたら

もしイデア論が正しいとしたら、魂がイデアから現実世界に降りてきた理由は、「自然や社会との関係」にあるのではないかと、そう思いました。 イデアの世界は、クオリアのみの世界であり、ある意味悪い意味で言えば …

no image

人生の目的、課題におけるキーワード

●物質主義、ものへの執着、肉体的な欲、精神的な依存を減らす心・精神性において「奉仕」を重要視する ●対人関係において、慈愛の心を持ち、見返りを求めない奉仕の心を持つ ●苦しみは、天からの贈り物であり、 …

no image

ネーターの定理ではクオリアは説明できない?(クオリアに保存則は当てはめらない?)

「心の哲学まとめWiki」の記事「パルメニデス」にてhttps://w.atwiki.jp/p_mind/pages/96.html >物理的なものは生成消滅しているように見えても、実は他の元素や素粒 …

no image

もしスピリチュアルな世界が真理だとして、なぜこの世が生まれたのか

もしスピリチュアルな世界が正しいとして、なぜこの世が生まれたのか? おそらく、「個」を「我」を欲したからなのだろう。 あの世の世界は、「個」や「我」というのが完全には無い世界なのだろう。集合精神(ハイ …