ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

もしイデア論が正しいとしたら

投稿日:

もしイデア論が正しいとしたら、
魂がイデアから現実世界に降りてきた理由は、「自然や社会との関係」にあるのではないかと、そう思いました。

イデアの世界は、クオリアのみの世界であり、
ある意味悪い意味で言えば、イデアの世界は、念力だけでも他者に苦痛のクオリアを与えることも容易にでき、
また、ひたすら快楽に溺れ続けることも可能になってしまうのではないかと思います。

自己制御の効かない魂は、クオリアを制限される目的で現実世界に送り込まれ、
そこで不自由で一切皆苦な環境の中で、自己制御の効かない原因である「煩悩」の存在に自ら気づくことを目的としているのではないか。

そして、現実世界で涅槃に達した者は、イデアに帰還することができ、
また涅槃の境地に達することで、善のイデアと一体化することができる。

このようなシナリオではないかと思いました。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

あるがままの瞑想という活路

~あるがままの瞑想~・仏教のゾクチェン(セムデ、テクチュー)に特徴的な瞑想法・仏教のマハー・ムドラー、中国禅・バラモン・ヒンドゥー系のニサルガ・ヨガ・スーフィー系のグルジェフのワーク・シャーマニズム系 …

no image

「神秘的あるいは強烈な光に遭遇する」場面という真理

臨死体験のパターンの中にある「神秘的あるいは強烈な光に遭遇する」の場面 あの場面こそ真理であり、魂の最終目的地である。 (※ただし臨死体験そのものはしないに越したことはない) ・無条件の愛に包まれ、宇 …

no image

カルマ、原罪、イデアからの追放

プラトンのイデア論において、こう語られている。 >我々の魂は、かつて天上の世界にいてイデアだけを見て暮らしていたのだが、その汚れのために地上の世界に追放され、肉体(ソーマ)という牢獄(セーマ)に押し込 …

no image

諸法無我という真理の中で、私という存在をどう説明できるか?

諸法無我全てのものごとは影響を及ぼし合う因果関係によって成り立っていて、他と関係なしに独立して存在するものなどない、という真理(こちらから引用:https://www.nichiren.or.jp/b …

no image

自説:人生の3段階

人生の3段階 1、自分の欲求を極限まで追求する 2、極限まで追求した結果、根源的な虚しさという壁に突き当たる 3、仏教の真理に気付き、悟りへの道を歩む ※究極的には仏教でなくても良い(補足にて後述) …