ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

真理への気づきのプロセス

投稿日:

1:一番最初の状態

・今までの人生経験より得られてきた「その時代」の価値観、固定化された価値観を持っている状態。

・固定化された価値観と、言語だけで思考が行われている状態。

2:実はすでに真理に出会っているかもしれない、けどそれに気づいていないだけの状態

・真理を悟ろうと手に取った本、その中に実はすでに真理の断片が表されていることがある。
けど、固定化された価値観を持っている状態であるために、それを素直に受け取ることはできず、真理の断片を受け流してしまっている可能性がある。

3:様々な思想を学んでいくことで、少しずつ各思想の共通点が見えてきて、それと共に少しずつ固定化された価値観が無くなっていく状態

・様々な思想を学ぶことで、共通点が見えてきて、少しずつ感覚的に掴めていけるようになる。

・だが、その各思想はどれも「その思想を語った者が持つ価値観という着色」が入っていたり、「その思想が現れた当時の時代背景という影響」を受けていたりするため、実は完全な透明度の高い真理を語っている思想というのは存在しないのかもしれない。
その各思想における矛盾に翻弄される時期も訪れる。

4:真理は「言語」だけでは理解できない、とても「感覚的なもの」なんだという気づきが得られた状態

・様々な固定観念を取り除いていった先に、きっとその感覚的な悟りが待っているかもしれない。

・もしくは、瞑想による神秘体験により得られた感覚的な気づきが悟りに導いてくれるかもしれない。
(だが、神秘体験だけでは悟ることはできない。固定観念や煩悩が無い状態で神秘体験をすることで初めて悟れるのかもしれない。)

『様々な固定観念や煩悩を取り除いていった先にある、感覚的な気づきが真理への悟りである』

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ベルクソンの純粋記憶は、仏教で言うカルマである

フランスの哲学者アンリ・ベルクソンは、「純粋記憶」「イマージュ」「持続」「純粋知覚」という概念を提唱した。 これをプロティノスの新プラトン主義にカルマを導入した形で説明するとどうなるかについて考察する …

no image

神秘主義思想における「光」という普遍性について

おすすめサイトの記述を基に、「光」についての普遍性について探っていきたいと思う。 アボリジニのコスモロジーと高位イニシエーション [伝統文化のコスモロジー]https://morfos.blog.ss …

no image

志向的クオリアの階層性について

茂木健一郎氏は、志向的クオリアの階層性についてこのように述べられている。 >仏教では、「悟り」の段階として、52段階あるとされている。仏教の開祖、釈迦は最高の52段階まで行った。龍樹は41段階まで行っ …

no image

旧総まとめ – 真実の歴史・現実(PDFの中身)

基本的に、元のWordファイルからすべて選択→コピー&ペーストしただけですので、読みずらい箇所があるかと思われます。だが、総まとめのPDFの中身を記事でも公開したく思い、記事にしました。 総まとめ & …

no image

解脱

プラトンが唱える「輪廻転生の輪からの解脱」の元ネタは、それより前にあった古代ギリシャの「オルペウス教」という宗教です。 そして、仏教がいう「輪廻転生の輪からの解脱」の元ネタは、それより前にあった古代イ …