ふるふる哲学

学びの過程を記しています。ブログの各記事は、基本的に「総まとめ」を作成する上での下書きです。

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ありのままに見た「世界」とはどんな世界か?

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ありのままに見た「世界」
・宇宙:複数の銀河団やあらゆる天体の存在する時空間
・銀河団:多数の銀河が互いの重力の影響によって形成された銀河の集団
・銀河系:複数の惑星系や恒星を含む天体の集まり
・太陽系:太陽という恒星を中心とする惑星系
・地球:太陽系を構成する惑星の1つ
・国家:人間が自分自身の存在を維持するための共同体であり、システム
・人間:動物
・動物:他の生物を食べることにより自己保存を維持し、生殖行為により自己の分身を複製し、自己の複製もまた他の生物を食べることにより自己保存をし、その自己の複製もまた生殖行為により自己の分身を複製する、その永遠のサイクルを維持する存在
・食べる対象:他の動物、植物
・植物:光エネルギーと二酸化炭素を取り込むことにより自己保存を行い、生殖により自己の分身を複製する存在
・光エネルギーや二酸化炭素、生物を構成する物質:全て「素粒子」から構成されている
・素粒子:これ以上分割することのできない物質の最小単位

人間とは、人間という生物の存在を維持するために存在し、
国家とは、人間という存在を維持するための共同体でありシステムである。
ありのままに世界を見た時、生物とは「生物の存在を維持するための存在」であるといえ、
生物の存在を維持するために、他の生物を食べ、または外界からエネルギーを得ることで存在を維持する。
そこには、生態系という食物連鎖があり、全ては循環している。
物質→植物→動物→動物→物質
と、一周まわって再び物質に返る。
その生態系の循環を維持している存在が「地球」そのものである。
地球は、太陽系に存在する複数の惑星との関係により、そして太陽のエネルギーによりその存在が維持されている。
もしかしたら、太陽も、銀河系に存在する複数の天体との関係性により存在が維持されているかもしれない。
もしかしたら、銀河系も銀河団という集団により銀河系自身の存在が維持されているかもしれない。
それら全ての存在が宇宙という時空間に存在する。

「存在の全ては『関係性』により、その存在が維持されている」
存在のすべては、その存在そのものを維持するために存在し、その存在を維持する力が「関係性」であり、その「関係性」は物理法則により成り立っている。

つまり、存在する存在にとっての目的は「存在すること」そのものが目的であり、
存在するために存在し、存在を維持するために全ての行為が行われている、ということになる。

宇宙の目的は「存在」を生み出すことである。
存在を生み出すために、物理法則が存在し、
存在という秩序があるから、存在を壊す無秩序というものがある。
無秩序なくして秩序という存在は生み出せない。

全ては「存在」を生み出すために、世界は存在している。

我々人間は、人間という存在を維持するだけでなく、「文化」を創造している。
世界が「存在」を生み出すために、存在するのであれば、
人間という存在は「文化」という存在を生み出す、小さな「世界」そのものであるといえる。

つまり、人間とは「世界そのもの」である。
生物そのものも「世界そのもの」なのかもしれない。

つまり、『世界が世界を生み出し、世界は世界を生み出すために存在する』となる。

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