ふるふる哲学

学びの過程を記しています。ブログの各記事は、基本的に「総まとめ」を作成する上での下書きです。

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孤独な全知全能と孤独じゃない無知無能

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あの世の世界は、集合精神という「孤独な全知全能」

この世の世界は、自己と他者のいる「孤独じゃない無知無能」

(無能というのは、全知全能な神と比較した時の人間の能力の表現としてである)

もし、この世の一切は苦しみであると定義するとしたら、
あの世の世界も同等に苦しみであると言えると思われる。

なぜなら、
自己と他者という意識の分離は、苦しみの一側面を生むということは事実であるが、
意識の統合による集合精神、つまり「自分しかいない」という孤独もまた苦しみの一側面を生む。

創造神である集合精神は、孤独という苦しみを解消するために、「この世」を創ったのだろう。
そして、意識を分離させた代償として、全知全能という能力を失った。

もし、この世の一切を苦しみと定義するのであれば、あの世の一切も苦しみである。

この事実を受け入れた上で、改めて「幸せとは何か?」について考えていくべきなのだろう。
そして、その答えに真理は無いのかもしれない。

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