ふるふる哲学

学びの過程を記しています。ブログの各記事は、基本的に「総まとめ」を作成する上での下書きです。 最近は、知識を収集することよりも、「自分自身と向き合い、いかに浄化し、統合していくか」にフォーカスするようになりました。

未設定

植物や微生物は神に近い存在である説

投稿日:

植物や微生物に宿る魂は、神に近い存在の魂であると思われる。

なぜなら、宇宙の自然現象とかなり統合された存在であるような気がするからである。

とするならば、神の持つ心というのは、植物や微生物に近い「意識を持たない、無意識的な心」であるような気がする。

我々、人間は神から最も遠い魂の宿る存在であると思われる。

なぜなら、植物や微生物とは最も遠い存在であるからである。

神から最も遠い存在であるがゆえに、宇宙とは独立した思考を持ち、分離的な主観的世界を有する。

であるがゆえに、心というものを持ち、意識を持ち、(実際には幻想だけれども)自由意志というものも感じることができるのである。

神から遠い存在であるから、自由意志というものを感じることができる。

そこに、我々の存在理由を見出すことができるような気がする。

そして、アメリカの動物行動学者ジョン・カルフーン博士の行った「Universe 25」という実験の中に、
我々のような心を有する存在と理想郷は合わない、という事実が示されているのかもしれない。

詳細:https://www.youtube.com/watch?v=p-SO_We75t4

自我や煩悩は、果たして本当に悪い存在なのだろうか。

自我や煩悩は確かに、苦しみを生み出す存在である。
だが、我々人間はむしろ、苦しみという刺激を生き甲斐に変換する世界を自ら望んだ存在であるような気がするのは、気のせいだろうか。

悟りから遠いから、心を持つことができ、意識を持つことができるとも言える。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

西田哲学の中に、真理を理解するヒントがあるように思えた

茂木健一郎さんの動画自己意識の中心の空虚さについて自己意識の中枢はなぜ無色透明なのかを見ているうちに、西田幾多郎の「絶対無」という概念をふと思い出しました。 西田哲学については、哲学チャンネルさんのこ …

no image

現実を生きる上での参考になる目醒めの動画

AmritaChannelより、フリーメイソンの思想と仏教の思想には共通点があった【そこから導き出される真の自由・平等・友愛】https://youtu.be/KUt1mMzt8dM という動画が凄く …

no image

私の思う、この世の真理にかなり近いと感じる哲学

プロティノス(一者) 仏教-唯識(阿頼耶識) アンリ・ベルクソン(持続-純粋記憶) カール・グスタフ・ユング(集合的無意識)

no image

自己解釈2

一者はまず、「ヌース質料」と「質料」を流出させる。 質料は、物質世界を創る素材となり、ヌース質料はイデア界を創る素材となる。 一者から流出したヌース質料と物質的質料が、お互いに相互作用を起こすことで、 …

no image

人生の目的、課題におけるキーワード

●物質主義、ものへの執着、肉体的な欲、精神的な依存を減らす心・精神性において「奉仕」を重要視する ●対人関係において、慈愛の心を持ち、見返りを求めない奉仕の心を持つ ●苦しみは、天からの贈り物であり、 …

タウンライフ旅さがし

忍者AdMax