ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

神と一対一で向き合うとはどういうことか?

投稿日:

キルケゴールは、人間の実存には3つの段階があると言い、
「宗教的実存」は、その3段階目で、
「死に至る病(絶望)を自覚し、単独者として神と一対一で向き合うことで本来の自分を取り戻す段階」としています。

この、「神と一対一で向き合う」とは一体どういうことか?
と考えた時、
ハイデガーの「死への存在」が理解へのヒントになるのではないかと思いました。

私たちには、みんな必ず「確実な死」という共通する避けられない人生の終焉が待っています。
この「確実な死」と向き合うことで、真の自己を取り戻すということが、キルケゴールの言う「神と一対一で向き合う」ということではないかと思うのです。

神と向き合う ≒ 死と向き合う
と言っても良いと思います。

将来の「確実な死」と向き合うことで、真の自分の人生を送ることができるということですね。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

お釈迦様はなぜ悟ったのか?について

インドにおいては、ヴェーダによって神話が伝えられ、ウパニシャッドによって哲学的な意味が伝えられた。そして、六派哲学、沙門の思想によって様々な解釈が行われた。 ウパニシャッド哲学:梵我一如【正統派:六派 …

no image

オーストラリアの先住民アボリジニについて

・遥か昔に描かれた洞窟壁画に、宇宙人と思わしき壁画が残されている ・空から降りてきた神々に関する数多くの神話がある ・文字文化を持たないため、歴史や神聖な知識は絵画や音楽、口伝えによって伝えられてきた …

no image

狩猟文化の世界観から見る仏教の役割についての考察

伝統文化の中でも、原初的な狩猟文化の世界観は、人類が数万年を生きた世界観であり、人間の心の構造を正直に反映した普遍的な価値観であると思われる。 だが、文明が発達した現代社会において特に、この世界観の中 …

no image

無知であるがゆえに知能を生み出した説

——————————————&# …

no image

原点回帰

●シャーマニズムにおけるシャーマン病 伝統的なシャーマニズムの社会では、シャーマンは自ら望んでなるものでもなく、自らの力でなれるものではない。最も本質的なのは、霊的存在による選別である。 通常、シャー …