ショーペンハウアーは、『意志と表象としての世界(正編)』の最終第71節にて、「一切の認識を超えた世界」について述べています。
解脱により、最終的に到達する地点としてショーペンハウアーは「一切の認識を超えた世界」を述べていますが、
この「一切の認識を超えた世界」こそ、プロティノスの言う「一者」のことではないかと思います。
プロティノスとショーペンハウアーの共通するところは、プラトンの影響と東洋哲学の影響、両方の影響を受けている点において、共通するところです。
ということで、私はショーペンハウアーの哲学こそ、特に真理に近い洞察をしている哲学であると思います。