ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

雑記

投稿日:

全ては、物理法則に従って動く因果的決定論な世界。

 

「自由意志は幻想である」これは学会の定説であるらしい。

自由意志は本当は無い。だが、我々は自由意志が「ある」ように感じている。

自由意志という存在そのものも、「自由意志のクオリア」であると言えよう。

 

この世に存在するあらゆる全ては、「物理法則に従って動いている」

我々は物理法則に従って動かされてるだけの「遺伝子の乗り物」にすぎないのだろうか?

もし、遺伝子の乗り物にすぎないのであれば、「心」が存在する意味は何だろうか?

ゾンビでも良かったのではないだろうか?

  

「心」とは「クオリア」である。 そして、そのクオリアは、物理法則の枠組みでは説明できないものである。

そして、そのクオリアの性質を表す一つの現象として「明晰夢」がある。

明晰夢とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%99%B0%E5%A4%A2

明晰夢で見る世界は、物理法則による制限のない世界だ。

その中では、思い通りに自在に自分自身で世界を操ることができるらしい。

まるで、自分が神になったかのように…

でも、明晰夢の世界は決して「他者」と交わることのない、

孤独な世界。

 

物理法則の制限のない、クオリアのみでできた世界は「他者がいない」孤独な世界なのかもしれない。

そして、「他者と交われる世界」は物理法則に支配された「この世」しか無いのかもしれない。

我々の心は、「自由意志」を犠牲にする代わりに、「他者との交流」を欲したのかもしれない。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

初期中期プラトンのイデア論か?それとも後期プラトンのデミウルゴスか?

初期中期プラトンのイデア論は、よく知られたプラトンのイデア論であり、「魂の想起説」や「輪廻転生」の概念などで有名。 対して、後期プラトンの哲学は「デミウルゴス」という神が登場し、イデアという概念は「形 …

no image

ネーターの定理ではクオリアは説明できない?(クオリアに保存則は当てはめらない?)

「心の哲学まとめWiki」の記事「パルメニデス」にてhttps://w.atwiki.jp/p_mind/pages/96.html >物理的なものは生成消滅しているように見えても、実は他の元素や素粒 …

no image

ゾロアスター教

イラン高原に住んでいた古代アーリア人:ミスラやヴァーユなど様々な神を信仰する多神教(原イラン多神教)であった。   ゾロアスター教のルーツ:この原イラン多神教を基に、ザラスシュトラがアフラ・マズダーを …

no image

諸法無我という真理の中で、私という存在をどう説明できるか?

諸法無我全てのものごとは影響を及ぼし合う因果関係によって成り立っていて、他と関係なしに独立して存在するものなどない、という真理(こちらから引用:https://www.nichiren.or.jp/b …

no image

天国、地獄という概念は「比喩」なのかもしれない説

仏教においては、「六道」または「五道」といい、上は「天道」、下は「地獄道」がある。 また、ゾロアスター教およびアブラハムの宗教においては「最後の審判」という概念があり、天国か地獄行きかを決定される。 …