~各仏教とヨーガの方法論比較(AmritaChannelより)~
y軸:徳、心の浄化、成熟度 ⇒ 精神性の向上、功徳の増大、カルマの浄化
x軸:意識の深まり ⇒ 真我のある奥の心の本性に入っていく
y軸の修行だけ ⇒ 真理は知らないけど、とても幸せにはなる けど、この世は無常だからずっと徳を積んで幸せでいられるわけではない
x軸の修行だけ ⇒ 低くて深い恐ろしい世界に入る 結局真我にはたどり着けない 怖い体験をしたり、魔境になっていく
ゆえに、y軸とx軸を同時に行うことが理想
原始仏教:y軸寄り(初めにy軸を徹底的に高めた後、x軸に入る)⇒ 当時には適していたけど現代には適さない
大乗仏教:実践が伴わない哲学遊びに もしくはy軸寄りでx軸に弱い
密教:大乗仏教の欠点を補う形で、ヨーガを取り入れることでx軸も取り入れた ⇒ y軸とx軸を同時に高めていく形に
ゾクチェン、禅、マハ―ムドラ―:x軸重視(霊的世界、原因界も無視して一気に真我にたどり着こうとする)⇒ 素質があればできる(けど、普通はできない)
チベット仏教:生起次第である程度y軸を高め、究竟次第でx軸を高め、ある程度準備ができた段階で、マハ―ムドラ―やゾクチェンにより真我にたどり着く
通常は、悟っても再び落ちるを繰り返し(自分が経験したことのない煩悩により)、落ちる度に経験したことないことを経験するまでひたすら繰り返す
菩薩行は、最短ルートで解脱する行
文献:https://youtu.be/pqlILKKnaDo
~私個人の考察~
様々な文字情報や外からの情報は、精神性と霊的感性を向上させていく上での知識としては必要になってくる。
だが、その外からの情報が本質なのではなく、本質は、精神性と霊的感性の向上による真我への到達にある。
ゆえに、真我に到達すれば、あらゆる情報は真我からもたらされることになり、外からの情報に頼る必要は無くなってくる。
つまり、外からの情報にだけ依存することなく、自らの精神性と霊的感性の向上に集中することが大切であると言える。