ふるふる哲学

学びの過程を記しています。ブログの各記事は、基本的に「総まとめ」を作成する上での下書きです。

未設定

世界の目的は「理想郷」の創造である

投稿日:

各思想の解釈

●プラトンのイデア論
①善のイデア ⇒ ②イデアを創造 ⇒ ③イデアから追放された魂 ⇒ ④宇宙誕生 ⇒ ⑤徳を積む ⇒ ⑥イデアへ帰還

●キリスト教
①神 ⇒ ②エデンの園を創造 ⇒ ③失楽園 ⇒ ④宇宙誕生 ⇒ ⑤アガペー、隣人愛 ⇒ ⑥最後の審判で天国へ(エデンの園へ帰還)

●仏教
①如来 ⇒ ②仏国土を建立、空劫、第四禅天(色究竟天、阿迦尼吒天) ⇒ ③成劫 ⇒ ④宇宙誕生 ⇒ ⑤住劫、カルマを解消 ⇒ ⑥壊劫から空劫へ(第四禅天へ帰還)

世界の目的は「理想郷」の創造である。

神はまず最初に、理想郷を創造した。
だが、誕生したばかりの魂は煩悩にまみれており、その煩悩により理想郷から追放されることとなった。
そして宇宙が誕生した。

宇宙は、煩悩を解消するための場であり、「真の理想郷」を創造するためのプロセスの場である。
煩悩を解消した魂は、理想郷に帰還する。
全ての魂が理想郷に帰還すると、宇宙は消滅し、全ての魂が神となった「真の理想郷」が誕生する。

言い換えれば、世界の目的は、キリスト教の言うところの「最後の審判で全生命が天国に行くこと」であり、仏教の言うところの「全生命が仏陀(阿羅漢)になること」であるのかもしれない。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

最も、基本的な実践方法は「祈り」である説

>祈りは、最も基本的な宗教行為や民間信仰の一つである。 >「教義や教則、またそれらを含めた聖典や教本をもつ宗教」に限らずそれ以前に、世界中の古代文明において発生したシャーマニズム(祈祷・占い・呪術・薬 …

no image

ホピ族の伝承について

・ホピ:平和の民全ての繋がり、自然のバランスがまわり続けますようにと、調和を祈り続けている遥か昔、宇宙を創った創造主から直々に調和を祈り続ける役割を約束されているホピ族が約束を捨てた時、世界のバランス …

no image

「神との合一」は、「死」によって必ず達成される

「神との合一」は、「死」によって必ず達成される。 「死」の先にあるのは、仏教でいう「空」であり、それすなわち「神との合一」である。 世界に意識はひとつ、という考えがあるが、私という意識と、あなたという …

no image

雑記

2023年1月24日の気付き ・結局のところ私のスタンスは、どっぷり特定のスピリチュアルだけを盲信するわけでも、特定の宗教を盲信するわけでもない。あくまでそれらは参考にはするけど、最終的には「私の思う …

no image

絶対無の場所は、世界そのものかもしれない?

「絶対無の場所」とは、「世界そのもの」ではないか? 絶対無の「無」というのは、意識の視点から見た「無」であり、だが厳密には無ではなく「原意識」と呼ばれる潜在的性質が絶対無の場所にはある。 それと同時に …