ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

仏教について

投稿日:

仏教の教えは本来、死後のことにはあまり触れてない。
「無記」という形でお釈迦様は、回答をしていない。
仏教は、過去や未来にとらわれない「今を生きる」教えであり、
そもそも、スピリチュアルな霊的真理を知りたいという気持ち自体が「煩悩」のような気がしてくる。

死後のことなんて、死ぬまでわからない。まだ来ない未来を今心配して何になるのか。
過去をクヨクヨしたり、過去の武勇伝を思ったところで何になるのか。
それら全てが「煩悩」のような気がする。
お釈迦様本来の仏教は「今この瞬間」を大事にしろと言っているような気がします。

今さえ良ければ良いのではなく、
「戒」を定めて、八正道つまり正しい行いをもって、過去や未来に縛られることなく「今」を生きる。
これが仏教の実践なのでしょう。

——————————————————-

おもしろいことに、(おそらくお釈迦様の時代から)仏教は死後の不滅の魂の存在も、死後の永遠の無も、両方とも否定している。

>常見(じょうけん)とは、仏教用語で、「アートマン(自我:霊魂)」は永遠に続くもので不滅であるとする見解のこと

>断見(だんけん)とは、因果の法則を無視して、人が一度死ねば、断滅してしまい二度と生まれることがないとする見解

仏教はこの、常見も断見も両方とも否定しています。

仏教における主張は、死後の永遠の魂の存在も、死後の永遠の無も、両方とも否定する主張をしています。
つまり、これはどういうことか?
「我」は幻想であり、私の意識もあなたの意識も同じ1つであるという主張に繋がる。
手塚治虫さんの漫画「ブッダ」にも、これに近い表現がされているかと思います。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

植物や微生物は神に近い存在である説

植物や微生物に宿る魂は、神に近い存在の魂であると思われる。 なぜなら、宇宙の自然現象とかなり統合された存在であるような気がするからである。 とするならば、神の持つ心というのは、植物や微生物に近い「意識 …

no image

当ブログ管理人のリアルな現状の実践日記(追記 ※11月29日更新)

当ブログ管理人のこれまでの経緯 ・最初に仏教に注目した仏教の精神面の教えは実生活においてとても役立ち、実際に自分を改善していくことができただが、座禅や瞑想(またはヨーガ)といった実践面においては、長続 …

no image

過去記事11

世界の本質を最もよく描いた宗教は仏教なのではないか説 ~第2話「宇宙論」~ 宇宙の果てには何があるんだろう? 宇宙の誕生(ビッグバン)より前の世界は、どんな世界だったのだろう? それを解き明かす理論と …

no image

臨死体験-歴史 臨死体験のコアとなる部分

【臨死体験-歴史】●臨死共有体験>7世紀に迦才が臨死体験の収集書である「浄土論」を編集している。そこに収録された20例のうち1例は臨死共有体験であり、臨終者の側にいた全ての者が神仏の姿を見た、と記され …

no image

旧~最新の私の結論~【11月08日更新】 ※追記あり

【目醒めとは何か? 悟りとは何か?】 ・自分が納得いくまで徹底して、知識的探求をする ・自分が納得いくまで徹底して、経験的探求をする ⇒徹底して探求した知識と、徹底して探求した経験から、点と点が線で繋 …