ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

天国、地獄という概念は「比喩」なのかもしれない説

投稿日:

仏教においては、「六道」または「五道」といい、
上は「天道」、下は「地獄道」がある。

また、ゾロアスター教およびアブラハムの宗教においては「最後の審判」という概念があり、
天国か地獄行きかを決定される。

それは、業によってであり、生前の行いによってである。

もしかしたらこれは「比喩」なのではないかと私はふと思う。

自己責任の有無問わず、我々は様々な因果の中で生きている。

その因果の積りに積もった結果の、
『最終的な死に方』において「天国」か「地獄」か、という比喩で表されたのではないかと思うのです。

天国というのは、安らかな死に方であり、
地獄というのは、苦痛を伴う死に方である。

これは、自己責任だけでない、様々な因果によって決定されることであり、
様々な因果が業であり、審判であり、
その結果として、天国な死に方か、地獄な死に方かが決定される。

その後、我々は死をもって世界と合一した後、再び新たな生命として生まれるのである。

「天国」「地獄」という概念は、「比喩」なのかもしれない。
そうふと思いました。

もしかしたら、宗教における描写そのものが「比喩」で構成されているのかもしれません。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

生物と無生物の境界線は存在しない?

【ゆっくり解説】ウイルスで考えるー生物と無生物の境界線 生物と無生物の境界線は存在しないかもしれないと、この動画の後半で注意喚起されていました。 …ということは、「意識」と「無意識」の境界も存在しない …

no image

無色界の住人による世界の創造

仏教の宇宙論においては、世界が生成される成劫、世界が存続する住劫、世界が破壊される壊劫、世界が存在しない空劫の4つの期間が「世界の始まりと終わりのプロセス」であり、この一連の流れを一大劫と呼ぶ。 そし …

no image

ショーペンハウアー、プロティノス、アリストテレス、プラトン、アナクサゴラスの世界観

まだまだ勉強中である私が解釈した、各哲学者たちの世界観 【アナクサゴラスの世界観】   【プラトンの世界観】   【アリストテレスの世界観】   【プロティノスの世界観】   【ショーペンハウアーの世 …

no image

雑記

今までの探求の道筋 今まで私が「この世とは何か?」について探求してきた、道筋のざっとメモったやつを挙げます。 メモをそのまま挙げるので、読みにくいとは思いますが・・・ 宇宙への興味 ・次元とは何か―0 …

no image

サイコシンセシス(統合心理学)についての解釈

サイコシンセシス(統合心理学)とは、イタリアの精神科医ロベルト・アサジョーリによって創設された心理学で、どうやらトランスパーソナル心理学の一分野らしい。 そのロベルト・アサジョーリが提唱した心の構造は …