ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 その中でも 【真実に目醒め魂を輝かせる】和人チャンネル https://www.youtube.com/@kamihito-kazuhito. が特にわかりやすく伝えられていると思います。

未設定

自灯明・法灯明についての解釈、仏教とキリスト教について

投稿日:

自灯明・法灯明

「自らを灯明とし、自らをより処として、他のものをより処とせず、法を灯明とし、法をより処とせよ」

と説かれている。

だが、その真理の法というのは、自己意識の中心にあり、それは万人に共通である。

その法灯明を外部にある存在として仮定すると、外部に存在する仮想の法灯明に依存する他のものをより処とする結果になりかねない。

法灯明=自灯明であり、究極的には自灯明のみをより処とする境地が悟りの境地ではないだろうか。

この境地においては、自己=他者=世界そのもの、という境地であり、
自灯明のみをより処とするということは、同時に法灯明をもより処とし、他者や世界そのものもその中に含まれることになる。

悟りの教えを他者に伝えるということは、自分が“もう一人の自分”に教え伝えるということであり、
一人の自分が悟ったとしても、もう一人の自分が悟っていなければ、世界としての自分は悟ったことにはならない。
ゆえに、自分が自分自身を悟らせる、この発想が大乗仏教の発想に繋がってくるのだろう。

そう考えると、大乗仏教も上座部仏教も、アプローチの違いなだけで最終到達地点は同じであるといえる。

キリスト教においても、アガペー(無償の愛)という教えは、
神=自己=他者=世界そのもの、という発想の下、
「自分のことを愛するように、“もう一人の自分”である他者も愛せよ」となり、
キリスト教も仏教も、アプローチや表現の違いなだけで最終到達地点は同じということになる。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

輪廻転生の存在証明?

「皇帝の新しい心」を読み終えました。ペンローズ氏は、意識の謎の解明は「量子重力理論」の解明と関わっているとおっしゃってました。量子重力理論とは、宇宙の始まりである「ビッグバン」の謎を解明する未解明の理 …

no image

ホピ族の伝承について

・ホピ:平和の民全ての繋がり、自然のバランスがまわり続けますようにと、調和を祈り続けている遥か昔、宇宙を創った創造主から直々に調和を祈り続ける役割を約束されているホピ族が約束を捨てた時、世界のバランス …

no image

FNS歌謡祭コンサート時代

FNS歌謡祭のコンサート時代は、1991年から始まります。 FNS歌謡祭というタイトルは、コンテスト時代から変わりませんが、「その年を象徴する歌手の代表曲を披露するのみ」という形式に変わったのです。 …

no image

古代日本のカタカムナについて

カ:全てのエネルギーの根源カタ:現象世界に出てきたものカム:潜象世界から命の根源を守っている力ナ:これらを総合する括り 潜象世界の「ム」が抜けて、生物脳が劣化→カタカナ生物脳(直感で捉える脳)が劣化→ …

no image

旧~最新の私の結論~【11月08日更新】 ※追記あり

【目醒めとは何か? 悟りとは何か?】 ・自分が納得いくまで徹底して、知識的探求をする ・自分が納得いくまで徹底して、経験的探求をする ⇒徹底して探求した知識と、徹底して探求した経験から、点と点が線で繋 …