~補足9~
アメリカ出身ニール・ドナルド・ウォルシュ/著 『神との対話』
書かれている内容に、凄く真理が含まれていると感じた。
まさに、現代の聖書と言っても過言ではない。
~補足10~
地球全体の生態系は、生物的環境と非生物的環境との関係性によりバランスが保たれている。
生態系は、長年の生物の進化の中で形成されていった結果の現在のバランスであり、
復元力の範囲内であれば生態系は維持されるが、復元力を超える影響を受けると、長年の進化の中で形成されてきた生態系そのものが破壊され、変化する結果となる。
我々人間のような食物網の上位に位置する動物は、他の生物たちの食物連鎖の関係性の上で成り立っている存在であり、
生態系が破壊されるということは、我々人間そのものの存在も脅かされる結果となる。
ドイツの哲学者ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの言葉を借りるなら、
絶対精神の自己展開は、自由の創造に向かう展開であり、
おそらくであるが、我々魂の進化も絶対精神の自己展開の流れに沿った進化を辿っているのだろうと思われる。
その上において、魂の自己展開の末にたどり着いた我々人間が意識すべきことは、
「我々人間は、生態系全体によって支えられてる存在なのだ」ということを自覚することである。
我々人間に求められていることは、まさにこのことであり、これを克服できた先にさらなる絶対精神の自己展開はあるのだろうと思われる。
~補足11~
ドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスという人物をほとんど知りませんが、どんな人物であれ語った名言そのものには真理を含んでいると思われるので、ここで引用させていただく。
彼は「人間の行う活動は労働であれ何であれすべて芸術であり、すべての人間は芸術家である」と語ったそうです。
自己実現というのは、人生において「どんな人生という名の芸術」を創っていくか?ということなのでしょう。
~補足12~
その「人生という名の芸術」を創造していくモチベーションは、「強い感情」がもたらす。
幼い子供は、遊びに夢中になったり、ゲームに夢中になったりします。
それは、彼らの中で「強い感情」がそこに働いているからなのです。
「強い感情」が行動を引き起こす。
そして、大人になっても例外ではない。
大人になっても、自分の人生の方向性を決めるのは、それに対する「強い感情」である。
勉強の知識や仕事の能力は、人々の感情を動かすための手段であり、人間の活動の基本は「感情」にある。