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狩猟文化と農耕文化の思想の本質的な違いについて、興味深い違いが見られる。
狩猟文化と農耕文化の思想の本質的違い [その他の雑文・雑論]
https://morfos.blog.ss-blog.jp/2020-11-16
狩猟文化
>あるがままの自然の創造性を尊重し、その恩恵を正しく受容しようとする思想を持っています。
>意識に現れるあるがままの心の動きを自覚して受容し、それが引き起こす変化を「なるがまま」に展開します。
>冥界は地上の創造の基盤であり、冥界に戻ることは母のもとに戻ること、つまり、「死」とは「再生」のことです。
>逆に、無意識から現れる心の動きを抑圧すると、それは強迫的に何度も意識に再帰して、意識に否定的な力を及ぼします。
これは、報われない死を遂げた人間や動物の霊が、あの世に成仏せずに怨霊として共同体に悪い影響を与えると考えられることと似ています。
※タオイズム、ゾクチェン、フォーカシングやプロセス指向心理学に受け継がれている
農耕文化
>自然の存在を管理することを重視する思想を持っています。
>欲望を制限、抑圧し、雑念を払い、意識的な自我の管理を重視します。
>冥界や冥界神は、天空神を弱体化したり、穀童を誘拐したりするような、悪い価値を帯びた場所です。
※主要な宗教、哲学、科学、精神分析学などに受け継がれている
同じ仏教でも、時代や宗派によって解釈は全然違ってくる。
上座部仏教は「現世否定」的な側面が強い一方、後期密教やゾクチェンは「現世肯定」的な側面が強い。
世界の構造に普遍性があっても、その意味や解釈についての真理は1つだけではないのかもしれない。