「外界にあるエネルギー」が、感覚器を通して脳内で「情報化」され、それが「クオリア」として変換される。
「外界にあるエネルギー」も「クオリア」も、同じネーターの定理で説明できる保存量である。
とするならば、
脳という器官は、1個体の生物の生まれてから現在までの「全ての感覚器を通して知覚された情報」を蓄えておく器官であり、
その脳内に蓄えた情報を、クオリアとして創造性にも役立てることができる。
そして、1個体の生物の死と共に、脳内に蓄えられていた「全情報」が外界に拡散される。
それが再び外界のエネルギーとなり、結果的にエネルギーの総和は変化しない。
…と考えると、クオリアをネーターの定理で説明できるような気がする、と思った今この頃。