ふるふる哲学

学びの過程を記しています。ブログの各記事は、基本的に「総まとめ」を作成する上での下書きです。

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やはりネーターの定理でクオリアを説明できるかもしれない?(クオリアに保存則はやはり当てはまる?)

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「外界にあるエネルギー」が、感覚器を通して脳内で「情報化」され、それが「クオリア」として変換される。

「外界にあるエネルギー」も「クオリア」も、同じネーターの定理で説明できる保存量である。

とするならば、

脳という器官は、1個体の生物の生まれてから現在までの「全ての感覚器を通して知覚された情報」を蓄えておく器官であり、
その脳内に蓄えた情報を、クオリアとして創造性にも役立てることができる。

そして、1個体の生物の死と共に、脳内に蓄えられていた「全情報」が外界に拡散される。
それが再び外界のエネルギーとなり、結果的にエネルギーの総和は変化しない。

…と考えると、クオリアをネーターの定理で説明できるような気がする、と思った今この頃。

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