ふるふる哲学

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「中道」という生き方

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人間は、常に「目的」を求める生き物である。
「目的」に向かっている時に人間は生き甲斐を感じ、逆に目的の枯渇が人間にとっての苦となる。

人間は退屈を苦と感じ、常に退屈を生み出さない努力を永遠と続ける存在である。

では、なぜ退屈は存在するのだろうか?
それは、人間は常に刺激を求め、刺激を受け続けるとそれに対する慣れが発生し、それ以上の刺激でないと退屈に感じるようになるからである。

ゆえに、常に過去よりも高みを求め、高みを求め続けた結果、それ以上の高みが望めない領域にまで達し、
その結果、それ以上の目的を見出せなくなり、目的の枯渇と共に苦が発生するのである。

お釈迦様は、その真理を見抜き、「中道」という生き方を悟られたのであろう。

では、具体的にその中道な生き方はどのような方法で実現できるのであろうか?

それはおそらく、お釈迦様の人生を「追体験」してみることであるのかもしれない。

まず、とことん快楽を追求し、これ以上望めないところまで追求した後、今度は逆にとことん快楽を手放す苦行の日々を送ってみるのである。
そして、これ以上苦行を続けても無意味だと悟れるところまで苦行を行った結果、
今まで退屈だと思っていた「当たり前の日常の生活」がとてもありがたいものに感じれるようになるのであろう。

その時の境地がまさに「中道」の境地なのかもしれない。
その境地においては、瞑想している時間こそがとても心地良い時間となるのであろう。

そして、その時の体験こそが「世界は1つに繋がっている」と感じる体験なのであろう。

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