ふるふる哲学

学びの過程を記しています。ブログの各記事は、基本的に「総まとめ」を作成する上での下書きです。 最近は、知識を収集することよりも、「自分自身と向き合い、いかに浄化し、統合していくか」にフォーカスするようになりました。

未設定

カルマの法則、純粋記憶、シャーマニズムの地下世界についての解釈

投稿日:

仏教におけるカルマの法則や、アンリ・ベルクソンの純粋記憶について解釈してみると、

現象界が生まれるプロセスは、

●過去の記憶 ⇒ 心 ⇒ 現象界

この順で生まれると解釈できる。

これをシャーマニズムの世界観で解釈してみると、このように考えることができると私は思う。

シャーマニズムの世界観においては、「天上世界」「地上世界」「地下世界」の三世界があると考えられている。

そして、これを現象界が生まれるプロセスに当てはめてみると、

●地下世界 ⇒ 心 ⇒ 現象界(地上世界 or 天上世界)

と解釈することができる。

地下世界は、再生の原動力そのものであり、つまり膨大な記憶の貯蔵庫であると解釈でき、
地上世界の現象界を創る基盤となる。

そして、イニシエーションにより次元上昇し、地上世界の階層で暮らしていた魂が、天上世界に上昇(つまり解脱)すると解釈できる。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

生きているだけで幸せなのだということに気付くことが人生である

生きているだけで幸せなのだということに気付くことが、人生である。 本当の幸せとは何か?どんなに金持ちになったとしても、どんなに社会的地位を得たとしても、それが果たして本当に人より幸せと言えるのだろうか …

no image

深層では人類の意識はひとつ

連日報道される、死亡事故のニュース、災害による死者に関するニュース、そして特集される病と闘う若き少年少女たちのニュース これらのニュースを見るたびに思う。 「なぜ人は、必ず死を迎えるのだろうか」 人の …

no image

量子の観測問題とベルクソンの哲学

量子の不思議な特性に「波動関数の収縮」というものがあります。観測していない時の粒子の状態は「波動」であり、意識が観測すると「粒子」になる。意識が観測している時の粒子というのは「A地点にしか存在しない」 …

no image

悟りとは

多くの人は「本当はやりたいことがある。でも、周りの目があるから… 金銭的な心配があるから… 常識的に考えるとこうだから…」と何かといろいろ自分の中の“しがらみ”を自ら作ることによって「本当のやりたいこ …

no image

江原啓之 著「人はなぜ生まれいかに生きるのか」

江原啓之 著「人はなぜ生まれいかに生きるのか」を読んで、私が解釈したその世界観を図にしました。 プラトンのイデア論を発展させた、プロティノス祖の「新プラトン主義」の ●「ヌース」は「一者」、あるいは、 …

タウンライフ旅さがし

忍者AdMax