ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

世界は存在せず、無数の意味の場だけが存在する

投稿日:

ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルはこう言う。

「世界は存在せず、無数の意味の場だけが存在する」

つまり、ここからわかることは、
存在しない世界から無数の意味の場という存在世界が現れる、
これが「世界」であるということなのだろう。

そして私はこう思った。

物理法則に支配された宇宙という意味の場があり、
明晰夢にあるように、物理法則に支配されていない世界という意味の場もある。

神との合一という目的を持った意味の場もあり、
ひたすら無限の創造を目的とする意味の場もある。

ありとあらゆる意味の場という多元世界が存在し、我々意識を持った現存在は、その多元世界を渡り歩く存在であると言える。

もしかしたら、これが世界の構造なのかもしれない。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ゾロアスター教

イラン高原に住んでいた古代アーリア人:ミスラやヴァーユなど様々な神を信仰する多神教(原イラン多神教)であった。   ゾロアスター教のルーツ:この原イラン多神教を基に、ザラスシュトラがアフラ・マズダーを …

no image

運命愛という悟り

この世はなぜ存在するのか? という疑問について、バクティ・ヨーガにおいては「神の遊び、または戯れである」と説かれている。 参照https://youtu.be/goyg6ZMV6pM?t=971htt …

no image

あらゆる哲学や宗教に共通すること

パルメニデスの言う「一なるもの」は、 プラトンの言う「イデア」であり 、 プロティノスの言う「一者」 ショーペンハウアーの言う「意志」 ウィトゲンシュタインの言う「論理空間」 ユングの言う「集合的無意 …

no image

過去記事12

世界の本質を最もよく描いた宗教は仏教なのではないか説 ~第3話「ホログラム」~ 宇宙そのものは一種の巨大なホログラムであり、時間と空間をまったく超越したレベルからの投影である。 この驚くべき考えを築き …

no image

自由からの逃走を神秘主義的に捉えると

エーリヒ・フロムの著作に『自由からの逃走』というのがあります。 簡単な解説はWikipediaを参照https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E …