ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

現代の科学の時代において、宗教やスピリチュアルの精神を一般に伝える方法

投稿日:

現代においては、科学的な世界観が価値観として支配しており、ほとんどの人類の潜在意識の中に科学というものが根付いている。

このような時代において、宗教やスピリチュアルで説明されているような精神を、一般的な科学の世界にいる人たちに伝えていくには、どのように伝えるのが最も効果的であろうか?
について考えてみたところ、

やはり、「心理学」という学問を使っていくことが効果的なのだろうという結論に至る。

具体的には、

1:最初の段階として、カール・グスタフ・ユングの「集合的無意識」という概念あたりから出発する

2:ロベルト・アサジョーリの「上位無意識、中位無意識、下位無意識」「トランスパーソナルセルフ」といった概念へと話を広げていく

3:ケン・ウィルバーの「意識のスペクトル」モデルへとさらに話を広げていく
ここまで来ると、宗教やスピリチュアルの精神にほぼ近づく

4:具体的な実践(心理療法)として、「フォーカシング」やプロセス指向心理学の「プロセスワーク」といったものを取り入れていく

といった流れで行っていくのが良さそうな気がする。

こういった感じで、実は心理学(特に、トランスパーソナル心理学)の分野で宗教やスピリチュアルなことも学べてしまうということがわかる。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

自由からの逃走を神秘主義的に捉えると

エーリヒ・フロムの著作に『自由からの逃走』というのがあります。 簡単な解説はWikipediaを参照https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E …

no image

マルクス・ガブリエル、ヘーゲル、仏教、スピリチュアルの言葉を使って真理について考察

空(くう)から、あらゆる意味の場が発生した。 あらゆる全ての意味の場の中心にある本質は、空というvoidである。 世界の目的は「あらゆる全ての意味の場」を止揚した「理想郷の意味の場」の創造である。 我 …

no image

過去記事7

「集合的無意識」「夢」「覚醒夢」をホログラフィック・モデルで説明 ホログラフィック・モデルとは? ※画像:https://matome.naver.jp 宇宙そのものは一種の巨大なホログラムであり、時 …

no image

初期中期プラトンのイデア論か?それとも後期プラトンのデミウルゴスか?

初期中期プラトンのイデア論は、よく知られたプラトンのイデア論であり、「魂の想起説」や「輪廻転生」の概念などで有名。 対して、後期プラトンの哲学は「デミウルゴス」という神が登場し、イデアという概念は「形 …

no image

この世は「我」を追求する場である

本当の真理は「諸法無我」である。 真の姿は「無我」である。 だが、この世は様々な「我」を生み出すために存在する場である。 この世における人生とは、ただひたすら「我」を追求する場ではないかと、そう思えて …