ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

全ては「ハイヤーセルフ、神」の創った「設定」である

投稿日:

シャーマニズムの世界や、神話の世界の中に、「天空神」「地母神」という概念がある。

これをそのまま純粋に解釈するなら、地母神は「地球そのもの」であり、天空神は「宇宙そのもの」もしくは「宇宙をさらに超えた根源」とも捉えられる。

そして、天空神と地母神が分かれたのは農耕文化になってからであり、狩猟文化の頃は天空神も地母神も同じ「原地母神」という概念であった。

たしかに、地球も宇宙の一部であり、地球と宇宙を分けているのは人間のつくり出す概念によるものである。

そしてそれはおそらく、ハイヤーセルフ、神自身が行った「設定」でもあるのだろう。

天空神、地母神という概念をハイヤーセルフ、神が設定し、その設定により、さらに「善と悪」という概念の設定も創造され、
「イニシエーション」という概念や、「解脱」という概念もハイヤーセルフ、神自身により設定された。

ハイヤーセルフ、神自身が設定したことにより、その無意識が人間に送られ、そして人間は実際に宗教としてこのような概念を創り出していった。

これらすべては、ハイヤーセルフ、神自身が行った設定であり、
それは「自分自身の存在感を見出すため」の設定であった。

そして、もともとは「天空神」も「地母神」も同じ「原地母神」という1つの存在であり、善も悪も無い、ワンネスだったのだよという「本来の自己」を思い出すプロセスを体験するための設定が、今までの世界の歴史の展開そのものであったという、
そういうことなのだろう。

我々は地母神の創造性の流れの中で生きていて、我々の抱く真理は、我々地球人から見た真理である。

そして天空神の創造性の流れの中で、天上世界で生きている高次元の存在も同様に存在し、
彼らの持つ真理は、彼らから見た真理であるといえる。

そして、それらの真理全ては「ハイヤーセルフ、神」の創った「設定」である。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

この世は「我」を追求する場である

本当の真理は「諸法無我」である。 真の姿は「無我」である。 だが、この世は様々な「我」を生み出すために存在する場である。 この世における人生とは、ただひたすら「我」を追求する場ではないかと、そう思えて …

no image

可能性としてすでに未来は決定しているが、現実としてはまだ存在していないというタイプの決定論的世界である

~補足1~論理的に「世界」そのものを語ることはそもそも不可能である。無限後退… の先に何があるのだろうか… 語ることはできない。「一者」というのは、そもそも存在をも超越した存在であり、人が知覚すること …

no image

霊界、幽界と、シャーマニズムの天上世界、地下世界について

神界、霊界、幽界、幽現界という世界があるが、シャーマニズムにおいては、「天上世界」「地上世界」「地下世界」と三世界に分かれている。 双方の関係性をどのように解釈するかについて考えた時、 神界、霊界:天 …

no image

生物の進化と、魂の進化

仏教における、六道輪廻において、人間界のほうが畜生界(動物)より上となってます。 また、ショーペンハウアー哲学においても、植物を低位のイデア、最上位のイデアを人間と捉えています。 ベルクソンは「創造的 …

no image

世界は自由の場であり、我々は物理法則という制限を設定して存在しているという可能性

現実世界において、我々人類は「宗教」という設定を創ることによって、意味や目的を見出して生きている。別の言い方をすると「意味や目的」という制限を自らかけることを望んで生きていると言っても過言ではない。 …