ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 その中でも 【真実に目醒め魂を輝かせる】和人チャンネル https://www.youtube.com/@kamihito-kazuhito. が特にわかりやすく伝えられていると思います。

未設定

雑記

投稿日:

物理的には、生物は「遺伝子の乗り物」であることは否定しようがない。

現実世界の法則だけを見ると、人生の目的は単に「自分の遺伝子を残すこと」でしかない。

それ以外の「精神的な人生の目的」に関しては、人類共通の目的などは無く、

自分で人生の目的を自由に決めることができる。

 

だが、「自由」というのはある意味、けっこう厄介なものであり、

選択肢が無限にある分、その無限の「自由」を前に身動き取れなくなるのが、人間という存在なのかもしれない。

 

人間の持つ欲求というのは、基本的にはほとんどは「遺伝子を残す」ために進化の過程で獲得したものだと思う。

物理的な人生の目的である子孫を残す目的を遂行したいのであれば、本能のままに生きていくのが良い。

だが、その子孫を残すために獲得した人間の持つ本能の数々をどんどん自分の中で引いていった末に、果たして自分の中に何が残るのだろうか?と思うと、

案外、ほとんどの人は生得的な欲求のままに生きてる人がほとんど、という事実に気付かされるような気がする。

 

だが、それが自然なことであり、それで良いのかもしれない。

「精神的な人生の目的」というのは、後付けで付いてくるものなのかもしれない。

もし、「人生の目的」が見いだせず、何も意欲が湧かないのであれば、その事実を受け入れ、

何か行動しようと思い立つまで、ひたすら「無我」になってみても良いのかもしれない。

 

人間というのは、常に何かをしなければいけないと思い、「目的」を常に探し求め、

目的が枯渇すると、その飢えから逃れようと、目的を渇望するものである。

だが、渇望という欲を捨て、ひたすら「無」でいることにより、

何かが見えてくるのかもしれない。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

旧~最新の私の結論~【10月21日更新】

【はじめに】 神人さんが発信されている教えはたしかに凄く良く、とても参考になることばかりなのですけど、とはいえ、神人さんの教えにのみ固執する必要はないのかもしれないとも、そう思ったりもします。 ほかに …

no image

原点回帰

●シャーマニズムにおけるシャーマン病 伝統的なシャーマニズムの社会では、シャーマンは自ら望んでなるものでもなく、自らの力でなれるものではない。最も本質的なのは、霊的存在による選別である。 通常、シャー …

no image

お金の本質と、現実の本質について、私個人の解釈

実はお金そのものに、本質的な意味は無いのではないかと私は思う。お金そのものに意味があるのではなく、お金を通して「どんな想念を生み出すか」に本質的な意味があるのではないか。 源をニュートラルな0に例える …

no image

ベルクソン著『精神のエネルギー』の第一章:意識と生命 を読んだ感想

精神世界とは、あらゆる生命の全記憶が蓄積された世界であり、前世から現世にかけての個々の生命の記憶の持続が互いに浸透し合い混じり合った状態の世界である。 そして、物質の役割は、その混じり合った要素を区別 …

no image

ベルクソンと仏教

ベルクソンの「純粋記憶」は、仏教の唯識における「阿頼耶識」との共通点を見出すことができると思います。 茂木健一郎氏の『クオリアと人工意識』を読んで、そのことに気付きました。   ベルクソンの純粋記憶 …