ふるふる哲学

今までいろいろな教えに触れてきましたが、私は「神人さん」の教えが、真の教えとしてとてもわかりやすく感じました。 神人さんの教えに興味のある方は「神人講演会」に参加されることをおすすめいたします。

未設定

無知という突然変異が宇宙を生んだ説

投稿日:

現代物理学において、真空のゆらぎによって、何も無いはずの真空から電子と陽電子のペアが、突然出現する。

これを「全知の神」と「無知」という観点で解釈して考えてみると、こういうストーリーが見えてくる。

かつて世界は均衡が取れていた。

それは、「全知の神」が「全知の神」を生み(対生成)、「全知の神」は全知であるがゆえに再び「全知の神」に統合されていく(対消滅)という均衡であった。

だが、突然変異により「無知の神」が生成された。

「無知の神」は、無知であるがゆえに、煩悩が生まれ、「知りたい」という渇望が世界の分離を生み出した。
それがビッグバンであり、宇宙の誕生である。

我々の今の宇宙は「学習段階」であり、「無知の神」が「全知の神」になるための学習過程が=宇宙の歴史である。

「無知の神」という突然変異により宇宙が誕生 ⇒ 学習過程=宇宙の歴史という歴史が展開されていく ⇒ やがて宇宙は全知になり、再び統合されていく

もしかしたら、これが我々宇宙のストーリーなのかもしれない。

忍者AdMax



忍者AdMax



-未設定

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

総まとめ―『【宇宙くんの手紙】中村咲太』のYouTube動画を見た内容のメモ―世界観

●宇宙はどうやってできたの?・まずは空間ができた・そしてその空間が、今、今、今と存在し続けることで時間が生まれた・1つの時空間に、複数の時空間が重なって存在することでパラレルができた(立時空間:パラレ …

no image

もう一つの案(唯識を中心に)

唯識において、「種子」という、いろいろの現象を起こさせる可能性である、可能力があります。 ベルクソンは「世界はイマージュの総体」だと言いました。 イマージュ ≒ 種子 と解釈すると、唯識においては、「 …

no image

精神の世界と混沌

複数の神話の中に、「混沌から世界が生まれた」という表現があります。※ギリシャ神話や、ニュージーランドの神話、中国の盤古神話、北欧のエッダやインドのベーダ、日本神話等… Wikipediaの創造神話の項 …

no image

それでも、「無償の愛」という絶対的真理がそこにはある

自我や煩悩は肯定しても良い。 人間臭さも肯定して良い。 かつては、それを望んで我々は自由を獲得しようとしたのだから。 自我や煩悩は肯定して良いけど、それでも1つだけ忘れてはいけない絶対的真理があると思 …

no image

この世は「我」を追求する場である

本当の真理は「諸法無我」である。 真の姿は「無我」である。 だが、この世は様々な「我」を生み出すために存在する場である。 この世における人生とは、ただひたすら「我」を追求する場ではないかと、そう思えて …